風邪で体調が悪い時は耳鼻咽喉科？それとも違う診療科
体調が悪い時の診療科選び
体調が悪い時には病院で診察・治療を受けることになりますが、どの診療科に行くのが良いのかで迷うこともあります。
特によく見られる不調の風邪では、内科か耳鼻咽喉科かで迷うこともありますし、子供の場合は小児科なのかで迷ってしまうものです。
結論から言うと、風邪の診察や治療は内科・耳鼻咽喉科・小児科全てで可能ですから、どの診療科にするかは行きやすい方を選んでも大丈夫と言えます。
また、どの診療科を選んだとしても治療内容や方針が大きく変わることはありませんし、治るまでにかかる期間についても大きく変わることはないです。
あえてどちらが良いのかというと、風邪で鼻や喉の症状が特に酷い時は耳鼻咽喉科を、消化器や全身の症状が強い場合には内科を選ぶと良いでしょう。
冬場になるとニュースなどでも取り上げられる不調としてインフルエンザがあって、この時も内科を受診するべきか耳鼻咽喉科を受診するのかで迷ってしまうものです。
インフルエンザも風邪と同様に、どちらでもインフルエンザの診察や簡易検査ができるので、どの診療が特におすすめというわけではありません。
また基本的には処方される薬も同じで、受診する診療科で治りに違いもないので、やはり利用しやすい病院を選ぶと良いです。
このように、どの診療科が良いのかで迷った時には、病院を受診する前に症状を伝えて、その診療科で大丈夫かを確認してみると良いでしょう。
複数の診療科を持っている病院
受診する診療科で迷う時には、豊富な診療科を持っている病院やクリニックを選ぶのもひとつの方法で、診療科が複数あることのメリットはとても多いのです。
まず、耳鼻咽喉科・内科・皮膚科など複数の診療科を持っている病院やクリニックは、曖昧な症状でも相談できるというメリットがあります。
実際、患者が自分の症状を的確に判断して、それに対応する最適な診療選ぶことは難しいもので、その為間違った診療科を受診してしまうこともあるのです。
しかし診療科を複数設置している病院なら、それぞれの医師が連携して症状ごとに適切な診療科を判断してくれるので、そこから最適な治療に入っていくことができます。
また複数の診療科を設置している病院は、多くの医師を在籍させてそれぞれが患者に対し専門的なアプローチを実施しているのです。
その為、すべての診察を1人の医師が行う病院よりも、待ち時間が少なく済むということもメリットと言えます。
このように様々なメリットがあるので、知識が少なく受診する診療科で迷う時には、複数の診療科を持っている病院やクリニックを選ぶと良いです。
